インターバル・マスター
プロのための音程学習
音楽の最小要素
音楽を構成する最小の要素は何でしょうか?
色々な答え方があると思いますが、音程に着目することで音楽理解がグッと深まるのは確かです。
音程とは、2つの音の間の距離のこと。
単音の「ド」や「ソ」にも性格はあります。しかし、2つの音が重なった瞬間——そこに初めて明確な色彩と性格が生まれます。明るさ、暗さ、鋭さ、柔らかさ、安定感、緊張...
和音の構成音が増え、様々な音程が組み合わさることで、音楽はより複雑で豊かなニュアンスを醸し始めます。まるで熟練のブレンダーが生み出すウィスキーのように。
音程を横に展開すると
→ メロディー
→ クラシックの学問体系では「対位法」
音程を縦に積み重ねると
→ コード・ヴォイシング
→ クラシックの学問体系では「和声学」
転回形と音程の秘密
和音の転回形もヴォイシングの一つです。特にポピュラーやジャズ系のピアニスト、ラウンジピアニストにとって、転回形への習熟は必要不可欠なスキルです。
では、なぜ転回形が重要なのか?それは、転回させることで、違う音程が生まれるからです。
Cメジャーコードの転回形
基本形:ド - ミ - ソ
ド-ミが明るく、ド-ソが安定している。だから明るくて落ち着いたメジャーコードが成り立つ。
第1転回形:ミ - ソ - ド
4度と6度が新たに生まれる!この重大性に気づいてほしい。
第2転回形:ソ - ド - ミ
なんと素晴らしい組み合わせ!基本形よりも第2転回形が実践に即しているのは、こういう理論的背景があるのです。
※ なぜ第2転回形が美しく響くのか?その秘密は下のコラムで。
このステージで学ぶこと
完全1度から完全8度まで、すべての音程を楽譜と実際の音で学びます。
完全グループ
1度・4度・5度・8度
安定した響き
長短グループ
2度・3度・6度・7度
長/短の色彩
トライトーン
増4度 / 減5度
不安定の極み
学習パートで各音程の色彩と性格を体験し、クイズで実践的な聴き取り力を鍛えましょう。