譜読みのコツ
〜ドミソシレファラの法則〜
ドミソシレファラを体感する
「ドレミファソラシ」は誰でも知っている。
でも「ドミソシレファラ」は?
白鍵を1つおきに弾いてみると、ド→ミ→ソ→シ→レ→ファ→ラ→ド→ミ→ソ... というループがあることが分かります。この「3度の連鎖」を意識するだけで、楽譜の読み方もコードの仕組みも、一気に見通しがよくなります。
五線譜の「線」の法則
ト音記号の下第1線(ド)から、線の上の音だけを読んでいくと「ドミソシレファラ」。加線が増えても、この連鎖の延長で読めます。
| 位置 | ドレミ |
|---|---|
| 下第1線 | ド |
| 第1線 | ミ |
| 第2線 | ソ |
| 第3線 | シ |
| 第4線 | レ |
| 第5線 | ファ |
| 上第1線 | ラ |
線の音だけを下から読むと → ド → ミ → ソ → シ → レ → ファ → ラ
五線譜の「間」の法則
下から間をたどると「レ→ファ→ラ→ド→ミ→ソ」。これも「ドミソシレファラ」の連鎖を途中から読んでいるだけです。
| 位置 | ドレミ |
|---|---|
| 下第1間 | レ |
| 第1間 | ファ |
| 第2間 | ラ |
| 第3間 | ド |
| 第4間 | ミ |
| 上第1間 | ソ |
間の音だけを下から読むと → レ → ファ → ラ → ド → ミ → ソ
五線譜と鍵盤をリンクする
五線譜の音符と鍵盤の位置が同時に見えるビジュアルです。音符をクリックすると鍵盤がハイライトし、鍵盤をクリックすると音符がハイライトします。
ダイアトニックコードへの橋渡し
「ドミソシレファラ」から3音ずつ取り出すことで、コード進行学習の基本となるダイアトニックコード(トライアド)になります。Stage 2で学んだ Major / minor、そしてステージ4で学ぶ dim は、この連鎖から生まれます。
| 構成音 | コード名 | 種類 | |
|---|---|---|---|
| ド・ミ・ソ | C | メジャー | |
| レ・ファ・ラ | Dm | マイナー | |
| ミ・ソ・シ | Em | マイナー | |
| ファ・ラ・ド | F | メジャー | |
| ソ・シ・レ | G | メジャー | |
| ラ・ド・ミ | Am | マイナー | |
| シ・レ・ファ | Bdim | ディミニッシュ |
コード進行の世界は、今後開発予定の CREATIONコース で詳しく取り上げます。お楽しみに!
楽譜をラクに読む3つのコツ
コツ1:「線」は「ドミソシレファラ」
ト音記号の下第1線(ド)から、線の上の音だけを読んでいくと「ドミソシレファラ」。加線が増えても、この連鎖の延長で読めます。1つ1つ「ドレミファ...」と数えなくていいのです。
コツ2:「間」は「レファラドミソ」
下第1間(レ)から間の音だけを読んでいくと「レファラドミソ」。これも「ドミソシレファラ」を途中から読んでいるだけです。
コツ3:基準音を1つ覚えれば、あとは3度で飛べる
例えば「第2線はソ」を覚えておけば、1つ上の線は3度上の「シ」、1つ下の線は3度下の「ミ」。隣の線・間は常に3度の関係です。
ヘ音記号についても同様の法則が成り立ちます。興味のある方はぜひ自分で考えてみてください。すべてを完全に教わるのではなく、原理をもとに自分で応用すること——それが効率的な学習のコツです。